2003/07/26旅行記--東京
原文:
2003/07/26遊記--東京
http://www.wayfarer.idv.tw/Japan2003/0726.htm
毎回出国前の夜は興奮と緊張で寝過ごしてしまうが(目覚ましがあっても)、しかしよく眠れてないのである。
中正空港はとても混んでいた。SARSの落とした影はもうないようだ。飛行機の座席もオーバーブッキングで、300ドルで別の便に換えてと頼まれたが、たかが3、4時間とはいえ、そのためにプランを壊したくなかった。
飛行機を待っているときの心情はとても気軽で愉快だ。いつものように窓際の席を選んだが、各エアラインのエコノミーはどこも席が小さいので、束縛される感じがする。UAの機内職員は見たところひどく年とってるようで、どれも30代みたいだ。正しくは空中老爺、空中老姐と呼ぶべきだろう。僕の後ろにいる子供がうるさい。僕をやすらかに眠らせてくれない。隣の日本人は飛行機に乗るやご飯を食べるほかは眠りこけていた。本当にすごい。
東京成田空港に着くと気温は摂氏21度、さわかな温度だ。飛行機を降りてできるだけ前へ突き進んだが、外国人入国審査の場所は人だかりになっていて、列に並んで動いたり停まったりで、40分かけてやっと荷物を手に入れた。日本の東京へ来る外国人は本当にとても多いのだ。
JRサービスセンターで交換券をJRPASSに換えようとした。見れば少なくない人がここに来て交換を待っている。JRPASSの利用を知ってる外国人はやはり非常に多いと見える。職員は僕の話す日本語に取り合わず、英語で簡単にいくつかやって問題はなかった。順調にJRPASSを換えた。14日間の列車の指定席をすべて一度にやるつもりだったが、ことばが混乱してるので、成田空港から東京までの特急指定席の切符だけ手に入れた。彼女はそれでも好意で一番早い発車時間16:14の切符をくれた。このときもう16:10だったのだが。僕には、あまりな好意だった!荷物をひっさげて急いで前へ駆け出した。ふう。順調に乗れた。わお!JRPASS万歳!
特急より上の列車(新幹線を含む)にはカートを押す車内販売ガールがいるようだ。僕の14日間の観察によれば、まさに今乗っているエクスプレス28号のがいちばん良かった。(8月8日に帰るとき、新宿から空港まで僕が乗ったのは27号で、空港で折り返し28号になるのだった。ちょうど円満にループした感じがした)。この空港特急列車は30分ごとに一本、成田空港第一、第二ターミナル、東京都新宿しか停まらない。空港のある千葉県はまったく停まらない。距離79.2キロ、76分で完走する。だから僕達は本当にちょっと考えねばならぬ。空港アクセスの効果やいかに?
東京に着くと、まず緑の窓口を探した。明日は朝早くに青森に行くので、いま指定席を予約したい。もし準備が充分でなければ、どんなしくじりをするかわからない。長いことかかって、やっと指定席の切符をどうやって予約するかわかった。ここで知って得したのは、切符売場の人が使う操作画面がタッチパネルで、かなりハイテク化していることだった。彼らの熟練した指つきを見ると、まるで「マイノリティ・リポート」のトム・クルーズの動作のようで非常に面白かった。
山手線で鶯谷に行き北口から出た。自分でまずやるのは、地図を見てこの見知らぬ場所で道を探すことだった。僕も勇敢だ。住所があってるのか完全じゃないのに、門の名札の「田中」を見て呼び鈴を押すと(この民宿は台湾系の羅という姓の婦人(岡島)と日本のおばあさん田中が一緒に開いたものだ)、中から一人のおばあさんが出てきて、いくつかのやりとをすると、彼女は好意で僕を駅前の「交番」まで連れてって警官を見つけて道を聞いた。こうなっては仕方ない。僕は電話しよう。でも警官先生は多分面子が収まらなかったのだろう、仔細に研究して僕に地図をくれようとし、ずっとかかずっていた。惜しむべきは出てきた結果はやっぱり間違っていた。荷物を引っ張りながらまたワンブロック歩いた。充分だ!遊びじゃないんだ。羅ママに迎えに来てくれるように電話し、日本で最初の面白いタスクは終わった。
鶯谷民宿の羅ママは本当に隣のおばさんによく似ていて、親切なようだった。民宿に着いた後、この場所は僕が探した初めに間違えた田中おばさんの家の隣のビルだということにうはっと気づいた。でもビルの前には小さな駐車場があるだけでビル全体は奥に入っていたから、僕は進むことができず、たくさん歩いてしまったというわけだ。
ちょっと話して、ご飯を食べるところがはっきりしたので、外に出て暇を潰した。この付近はまるで風俗エリアのようで、路上には微笑をたたえた商売女に何度もさえぎられ、しかもホテルは隣にある。だから僕はそういうことなのかと思った!鶯谷というのはつまりそういう場所なのか?:)
ここの盛り場はこんなにも小さいので、8時10分にご飯を食べ終わるとあたりをぶらついてみた。時間はまだ早いので民宿には戻りたくない。でもあまり遅くに寝たくはない。だからどんな場所へ行くのかも準備せず、さらにこのときはデパートや商店もほとんど閉まっていた。そのためJRPASSを使い山手線を一周し(およそ1時間ちょと)、順番に駅名の日本語発音を聴いてちょっとした学習をした。
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